
心や身体の不調を感じたとき、もっと早く、もっと安心して誰かに相談できたら。
そんな思いが、一般社団法人あかつき未来会を設立する原点になっています。
私自身、これまでの人生の中で、いくつかの大きな転機を経験してきました。進路の変更によって高校を中退したこと。結婚や出産を機に仕事を中断したこと。そのような人生の節目で、気持ちが大きく揺らぎ、心身の不調を感じた時期もありました。
人生には、自分の意思だけでは簡単に乗り越えられない変化が訪れることがあります。そのようなときに、安心して相談できる場所や、そばで支えてくれる人がいることの大切さを、経験を通して感じてきました。
その思いは、学校図書館司書として勤務した経験によって、さらに強くなりました。
学校では、心身の不調やさまざまな悩みを抱えて教室に入りづらくなった生徒たちと関わることが度々あり、そのような生徒たちが安心して過ごせるよう、養護教諭や管理職の教員と相談しながら、図書館で受け入れる仕組みをつくりました。あわせて、図書館で過ごす生徒の保護者とも定期的に懇談の機会を持っていました。
そこで感じたのは、「もっと早い段階で、安心して誰かに相談でき、適切な支援につながる場所があれば」ということです。
病気になってから治療をするだけではなく、心身の小さな変化や悩みを感じたときに、相談でき、必要があれば医療につながることができる環境を作りたい。そう考えています。
